導関数
微分の定義としては次のようになります。
をの導関数と呼びます。
表記の仕方は、
などと書きます。
まずは基本的な計算から行いましょう。
次のような関数を考えます。
この時上記の、
を使って計算すると、
これを代入すれば、
なので、
となります。
主要な微分公式
以下に示されるものは重要ですのでしっかり覚えるようにしましょう。
というのは定数です。
微分したら結果はになります。
というのは対数関数です。このはその変数で微分するとという結果になります。
は指数関数であり、呼び方はただのイーか、でなければイクスポーネンシャルなどと言ったりします。
これは微分しても積分しても同じ結果が出てきます。ただし乗数部分にいろんな変数が乗っかっている場合は注意が必要です。
ちなみにといった表し方もあります。
グラフは以下のようになります。
グラフからわかるように
となります。
積の微分
二つの関数が積の形になっているときの微分は次のようになります。
この公式を利用し、次に示す商の微分をやってみましょう。
この公式を利用し、次に示す商の微分をやってみましょう。
この式は、と表せるかと思います。
上記の公式を使うと、
となります。一般的には
などと書きます。
【問題】
つぎの関数をで微分してみましょう。
【答え】
公式にあてはめてそれぞれ計算していきます。
問題(1)
問題(2)
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