よいこの低学年むけ数学ひろば

数学備忘録

微分方程式,ロンスキ―行列式,ロンスキアン,行列式,定型数2階非同次微分方程式

【第0章】━ 微分方程式の概念

○微分方程式とは式の中に独立変数とその関数さらにはその導関数を含んでいるものを含めていいます。微分方程式を解くということは与えられている式を恒等的に満たすものを求めることであり、その解には一般解と、さらには任意定数に特別な値を入れて求める特殊解などがあります。

 

西暦1800年前後において微分積分と呼ばれる数学分野がはじまり、それと同時に現実世界における自然現象の因果律を解明するものとして発展してきた学問なんだそうです。

 

微分方程式は大まかに分けて言うと次の2つに分類されます。
  • 常微分方程式
    常微分方程式−関数とその導関数と独立変数を含む方程式をいいます。
    独立変数の数は一つのもの
  •  

     

  • 偏微分方程式
    偏微分方程式−ある関数のなかに変数がなど その導関数も含めて2つ以上のような多変数存在するもの。

【微分方程式のいくつかの例】

例1


上記の式の両側をに対して微分します。

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これをさらに微分すると、

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例2
円に関する考察
次の円について考察してみましょう。

この円に関しての方程式はです。これをで微分するとどうなるでしょうか?
実際にやってみると、

これは円の接線方向の傾きを意味しています。

例3

力学への応用
一様な重力場中における質点の力学的エネルギー
全微分の式を使って、力学的エネルギーが時間によらず一定、つまり、

であることの証明。
ちなみに時間で微分する場合はなどという書き方をします。意味的にはと全く同じです。呼び方はドットといいますのではワイのワンドットなどといったりします。


力学的エネルギーの式には変数がの二つになっているのでと表せます。
これに対して全微分の式を適用すると、


の式をそれぞれで偏微分します。



先ほどの全微分の式にこのの偏微分式を代入します。

この式をスカラー倍します。


ここでより
これにより

よって“”は時間によらず一定であるということがわかりました。
上記にあげたコンテンツが微分方程式の簡単な参考程度のものです。

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その辺のところを何卒ご了承くださいますようよろしくおながい申し上げます(^ω^)ブヒッ

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