無限区間における熱伝導方程式(拡散方程式)とフーリエ積分
前セクションでは定区間においての一次元熱伝導方程式をやりましたが今度は、
について無限に長い場合(無限区間)の方程式を考えてみることにしましょう。
積分範囲が無限区間となるのでこの場合はフーリエ積分表示が適用できるようになります。
- 初期条件
同じように変数分離を行いそれぞれの定数をとします。
右辺はの関数、左辺はの関数になっていますので、それぞれを定数とみなして式を作ります。
について
についての特性方程式は、
なので基本解は、