多変量確率行列
確率変数を一列にまとめた
次元の縦型の確率ベクトルを次のようにおく。
次に確率変数を次のように配置させた行列を確率行列とする。
一応同じ大文字Xを使用しているが区別するために確率行列のほうはボールドのを使い、縦型一列または横型一行の確率ベクトルは太字の斜体(ボールドイタリック)の
で表すことにする。
期待値ベクトル
次に期待値ベクトルを考える。
上記次元確率ベクトル
における期待値ベクトル
は、
は転置のことになる。
分散共分散行列
さらに次元確率ベクトル
において、各
の共分散
を
、分散を
の
とした場合、この時の分散共分散行列
を次のようにおくことにする。