Visul Studio 2022でPython
Visul Studio 2022のアイコンをクリックして立ち上げれば以下の画面が出てくるので新しいプロジェクトをクリック。
上部にある3つのセレクトを以下(一番目左はPythonで真ん中と右はそれぞれの環境で設定)のようにして次へをクリック。
ファイル名は好きなように。以下の場合作業フォルダをD:〜以下に作成し、下の「ソリューションとプロジェクトを同じディレクトリ〜」にチェックを入れます。入れない場合はパスを通すか、コンソールでディレクトリを移動するようにします。
はじめに指定した場所にフォルダとファイル群が作成されるのでひとまず次のように入力して出力させます。
次のように入力。
print("Hello Python")
上部メニューのデバッグからプルダウンを開いてデバッグなしで開始をクリック。
以下のように実行されます。
基本操作
ターミナルで実行するために、表示 → Terminalでターミナルを画面左下に表示させます。
以下のような画面になる。
上記コンソール上の、
PS D:\Python\python4\introducingPython1\introducingPython1>
のあとに次のようにpyと入力してファイル名、
py introducingPython1.py
を記述。
Enterを押せば以下のように出力される。
ちなみにカーソルを上下させることで過去に入力したコマンドを再表示させることが出来る。
以下を入力し、保存(Ctrl + S)して実行。
print("Hello Python")
number = 10
number2 = 10.45
print(number)
print(number2)
print(type(number))
print(type(number2))
moji = 'Hello World'
print(moji)
print(type(moji))
出力結果
演算
代入演算
次のようにaに76を代入し出力させれば76になるがaの値を書き換えたい場合(70にする)はa - 6とする。
a = 76
print(a)
a = a - 6
print(a)
出力させると次のようになる。
また次のような場合はa = a + 6と同じ操作になる。
a += 6
その他
a = a / 2
print(a)
→ >> 38.0
a /= 2
print(a)
→ >> 19.0
切り捨て整数除算
a = a // 4
print(a)
→ >> 4.0
剰余の出力。
c = 7
c = c % 4
print(c)
→ >> 3
切り捨て整数除算も次のように処理。
b = 6
print(b)
b //= 4
print(b)
→ >> 6
>> 1
また上記の演算に対して商と余り(剰余)を同時に行って出力させるには次のように入力させればいい。
c = divmod(6, 4)
print(c)
→ >> (1, 2)
関係演算子
比較演算子
== | 左辺と右辺が等しい(=が2つ ) |
---|---|
<= | 左辺の値がが右辺の値以下(同値含む) |
< | 左辺の値がが右辺の値より小さい |
>= | 左辺の値が右辺の値以上(同値含む) |
> | 左辺の値が右辺の値より大きい |
<> | 左辺の値と右辺の値が等しくない |
i = 10
j = 15
と入力した場合、これの大小関係を出力させる。
print(i > j)
の場合はFalse、
print(i < j)
の場合はTrueが返ってくる。
論理演算子
ベン図のandまたはor条件をテキスト上で判断させる。
k = 18
print(i < k or j > k)
print(i < k and j > k)
→ >> True
>> False
等しいかどうかのand条件表示
print( i == 10 and j ==15 )
print( i == 11 and k == 18)
→ >> true
>>False
以上以下
次のように新たにK = 15を追加して入力すると、
k = 15
print(i <= k )
print(i >= j )
次のように返ってくる。
→ >> True
>> False
等価演算子
==の比較は等価であること、逆に!-であれば等価でないことを判断しFalseが返ってくる、
i = 4
j = 9
print(x != y)
print(x == y)
→ >> True
>> False
リスト
list_fruit = {'apple', 'orange', 'kiwifruit', 'mango', 'banana'}
print(list_fruit)
と入力して結果を表示させると次のようになる。
リストのように思われるが一つの要素(0から始まる)を取り出そうとして次のように入力
print(list_fruit[3])
すると次のようにエラーになる。
{}で囲んだ場合表示させれば一見リストのように思えるがリストではなくsetのためで、リストを作成した際に各要素を囲んでいる{}を[]に変更する。
list_fruit = ['apple', 'orange', 'kiwifruit', 'mango', 'banana']
print(list_fruit)
print(list_fruit[3])
こうするとlist_fruit[3]のmangoが出力されるようになる。
リストの中のリスト
list_ode =['wronskian', 'ordinary_de']
list_differential = ['heaviside', 'diffope']
list_fourier = ['series', 'coefficient', 'integral', 'transform']
list_partial = ['wave', 'heat', 'boundary']
list_all_diff = [list_ode, list_differential, list_fourier, list_partial]
print(list_all_diff)
実行すれば以下のように表示される。
print(list_all_diff[3])
と入力して実行すると、
次のように入力
print(list_all_diff[2][3])
次のようにリストlist_fourierにあるtransformが出力される。
これはlist_all_diffの第2要素のlist_fourieeから、その中の第3要素のtransformを取り出していることになる。
条件分岐
if文
点数が80点以上であればA、80点以下60点以上をB、それ以外(60点以下)をCとする条件分岐。
score = 79として出力。
score = 79
if score >= 80 :
print('A')
elif 60 <= score <= 79 :
print('B')
else :
print('C')
→ >> B
while(反復処理)
iter = 1
while iter <= 10 :
print(iter)
iter += 1
次のように1から10まで数値を表示するループになる。
まず最初にIterに1を代入してそのIterと上限である10とを比較してIterが10以下ならそのループ(繰り返し)を続ける。 +1 はIterを1ずつインクリメント(加算)していくことを意味する。
breakによるwhileループの中断
Pythonのinput関数を使ってループで何度も入力させ表示させるがある文字列を読み込ませるとbreakによってループを中断させるものになる。
while True :
i = input ("Please enter [type to exit]")
if i == "exit" :
break;
print(i)
上記のように入力してEnterをクリックするとPythonのinput関数が使えるようになるので適当な文字列を入力するとその文字列が表示される。
exitと入力すれば元に戻る。
for文(繰り返し文)
for文の繰り返し表示。次のようにrangeを使って0から4までの数字を表示させます。
for i in range(5) :
print(i)
for文のネスト
for文の中にさらにfor文を追加して繰り返し表示をさせます。
for i in range(3) :
for j in range(2) :
print(i, j, sep='-')
for文内におけるelseとbreakのチェック
for文とtargetを併用して目的とする文字列を続けて表示させる。
fouriers = ['series', 'coefficient', 'integral', 'transform']
target = 'transform'
for fourier in fouriers :
if target in fourier :
print('fourier', fourier)
else:
print('not found')
しかしこれだと最後にnot foundと表示されるので、for文の中に先ほどwhileにおいて使用したbreakをelseの前に入れます。
fouriers = ['series', 'coefficient', 'integral', 'transform']
target = 'transform'
for fourier in fouriers :
if target in fourier :
print('fourier', fourier)
beak
else:
print('not found')
すると最後にnot foundというの表示はされなくなり目的の文字列が表示されるようになります。
関数
関数を定義するにはdefと書き、その後に関数名、さらには() : と記入してその中に引数を入れる。
また、引数はなくとも()とコロンは必要になる。引数は関数にその値を渡すことでその関数で使えるようになります。
実行処理は() : の後に改行してインデントをして実行する内容を記述し、実行処理を書き終わったらインデントは前に戻します。
引数がない場合
def no_argument () :
print('Python')
no_argument ()
引数がある場合
引数を使う場合、受け取った引数をprint関数で表示させる関数を定義し文字列を関数を渡し、その関数に文字列を表示させる。
def do_argument (Python) :
print(Python)
do_argument ('Hello Python')
関数は引数を受け取った後その処理結果を返すために実行処理の後にreturnで戻り値を返します。
複数の引数
def addision(number1, number2) :
print(number1 + number2)
addision(10, 5)
引数を2つ使って出力させれば次のようになります。
またreturnで返し表示させるには次のようにprintでadditionを()で囲んで入力する。
def addision(number1, number2) :
return(number1 + number2)
print(addision(10, 5))
とすると同様の結果が出てくる。
commentaryという関数に引数を処理させて、その引数に対するコメントを条件分岐によって返す。
def commentary(psychosis) :
if psychosis == "hibyou" :
return "hwabyung"
elif psychosis == "BPD" :
return "borderline personality disorder"
elif psychosis == "United_korean" :
return "un_ko"
else :
return "I have never heard of such a thing " + psychosis + "."
comment = commentary('BPD')
print(comment)
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