ネットワークの基礎知識

ワイルドカードマスク

ワイルドカードマスク

ワイルドカードマスクとは

ワイルドカードマスクとはビットの進行がサブネットマスクの逆になったものになります。右から順に1ビットを増やしていきます。1がついたところは自由にビットを組み替えることができます。
例えば、2ビットあれば00、01、10、11の十進数の0,1,2,3の4つが作れます。
これを利用すれば192. 168. 1. 4, 192. 168. 1. 5, 192. 168. 1. 6, 192. 168. 1. 7 の4つのIPアドレスを表示することが可能になります。
このような場合は次のようになります。

192. 168. 1. 4 〜 192. 168. 1. 7

アドレス範囲の最初のIPアドレス 192 168
ワイルドカードマスク

このようにワイルドカードマスクを使用することによってひとつにまとめることが可能になります。

すべてのワイルドカードマスク
128 64 32 16 8 4 2

2進数計算

すべてのワイルドカードマスク

10進数

0

0

0

0

0

0

0

0

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0

0

0

0

0

0

0

0

1

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1

0

0

0

0

0

0

1

1

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3

0

0

0

0

0

1

1

1

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7

0

0

0

0

1

1

1

1

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15

0

0

0

1

1

1

1

1

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31

0

0

1

1

1

1

1

1

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63

0

1

1

1

1

1

1

1

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127

1

1

1

1

1

1

1

1

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255

ワイルドカードマスクの10進数の値が範囲となり、アドレス範囲の最初のIPアドレスに足すことができます。

ただし最初のIPアドレスはワイルドカードマスクにおいてゼロ部分の組み合わせで表示できる数字でなければなりません。

例えば、ワイルドマスクが3ビットの場合、アドレス範囲の最初のIPアドレスはその3ビットを使ってはなりません。

nextupprevious


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