構内LAN環境を構築・運用していくうえでIOS(Internetworking Operating SYStem)とコンフィグレーションファイルはデバイス内の別々の場所にあったりするのでそれぞれの存在する場所や機能をよく理解する必要があります。



参考コマンド一覧
コマンド |
説明 |
copy flash tftp |
ファイルをフラッシュメモリからTFTPホストへコピー |
copy run start |
running-configからstartup-configへコピー |
copy run tftp |
running-configファイルをTFTPへコピー |
copy tftp run |
コンフィグレーションをTFTPホストからrunning-configファイルへコピー |
copy tftp flash |
ファイルをTFTPホストからフラッシュメモリーへコピー |
cdp enable |
インターフェイスごとにcdpをオンにする |
cdp holdtime |
cdpパケットのホールドタイム値を変更 |
cdp run |
ルータのcdpをオンにする |
cdp timer |
cdpの更新タイマーの変更 |
disconnect |
送信元ルータからリモートルータへのコネクションの切断 |
config-register |
ルータのブート方法を指定しコンフィグレーションレジスタ値の変更 |
erase startup-config |
NVRAMの削除 |
ip host |
ホストテーブルの作成 |
show cdp |
CDPタイマーとホールドタイムの表示 |
show cdp entry |
|
show cdp neighbor |
接続された隣接デバイスの詳細表示 |
show cdp neighbor detail |
show cdp neighborによる表示に加えてIPアドレスやIOSバージョンの情報を表示 |
show cdp traffic |
デバイスで送受信されたcdpパケットとエラー表示 |
show flash |
フラッシュメモリファイルの表示 |
show hosts |
ホストテーブルの表示 |
show run |
show running-configの省略形 running-configファイルを表示 |
show sessions |
telnet経由で接続しているデバイスセッションの表示 |
show start |
show startup-configの省略形 startup-configファイルを表示 |
show version |
コンフィグレーションレジスタ、IOSバージョンとそのタイプの表示 |
no cdp enable |
CDPをオフにする |
no cdp run |
ルータ全体のcdpを無効にする |
no ip host |
ホストテーブルからのホスト名の削除 |



このセクションではLinuxOSのディストリビューションの一つであるubuntuというOSのターミナル上のコマンドによって操作する方法をやってみようと思います。
ubuntuによるCiscoルータ操作
使用機器及びバージョン
使用OSとバージョン |
ubuntu14.04LTS |
設定するルータ |
Ciscoルーター1800シリーズ |
これでやっていきます。
また、最近のPCはコンソール接続用のインターフェースがないものばかりなので特別なものを用意します。
右の商品は、コンソールケーブルと、それをつなぐためのインターフェースがないPC用に作られたUSBシリアルケーブルになります。
Windowsではこれを使ってなんの問題もなくうごいており、今回Linuxでも使ってみて良好に機能していたのでこれで接続できることでしょう。
このセクションではシスコルータ2500でのパスワード復旧の仕方を行います。
Router>enable
Password:
Password:
% Bad secrets