2018年IT

LinuxでのCiscoルータ接続と設定@

Linuxを使ったCiscoルーター操作

Cisco,ルーター,ターミナル,接続


CiscoルーターやCiscoスイッチといったネットワーク機器を操作するとき、たいていの場合はウインドウズ上で展開したテラタームというソフトを使用しコンソール接続して操作するものと思いますが今回はLinuxOSのディストリビューションの一つであるubuntuというOSのターミナル上のコマンドによって操作する方法をやってみようと思います。

ubuntuによるCiscoルータ操作

CiscoルータやCiscoスイッチなどの実機をウインドウズOS上で操作する場合、まず外部からテラタームと呼ばれるターミナルソフトをインストールし、そしてそれからコンソールケーブル(俗にキシメンと呼ばれる)接続してテラターム上でルータのコンフィグ設定をします。Linuxの場合、そういったソフトのダウンロードなしで単独でターミナル上において操作することができます。

 

ルーター背面

囲みの部分がコンソール接続のためのインターフェースになります。

Cisco,ルーター,ターミナル,接続

コンソールケーブル

Cisco,ルーター,ターミナル,接続

これを次のように接続します。

Cisco,ルーター,ターミナル,接続

使用機器及びバージョン

使用OSとバージョン

ubuntu14.04LTS

設定するルータ

Ciscoルーター1800シリーズ

これでやってみます。

ちなみに最近のPCはコンソール接続用のインターフェースがないものばかりなので特別なものを用意します。

右の商品は、キシメン(コンソールケーブルのこと)と、それをつなぐためのインターフェースがないPC用に作られた、USBシリアルケーブルになります。

Windowsではこれを使ってなんの問題もなくうごいており、今回Linuxでも使ってみて良好に機能していたのでこれで問題なく接続できることでしょう。



こんな感じで接続させます。

Cisco,ルーター,ターミナル,接続

コマンドの大まかな説明
ls ファイルやディレクトリ情報を表示。-lと合わせて使うと詳細な情報が得られます。
sudo 管理者権限に入るためのコマンド。新しいプログラムインストールなどをする際に必要。ユーザIDを変更するsuと組み合わせて使います。
dmesg システム起動時に実行されるカーネル情報を再度表示させる。
grep 特定の文字列を抽出するコマンド。
chmod 既存のファイルやディレクトリのパーミッション(属性)を変更するコマンド。
cu 別のシステムに接続するためのコマンド(ない場合はapt-getでインストしてください)。
また/devディレクトリにはデバイスファイルが配置されています。システムが動いているときに接続されているインターフェイスがチェツクされます。
まず最初に左にあるターミナルのアイコンをクリックするか、でなければショートカットの Alt + Ctrl +T でターミナルを起動させます。

Cisco,ルーター,ターミナル,接続



ターミナルを起動させたらまず管理者権限(root)に入ります。
$の後に次のように打ち込んでEnterを押します。
:〜$ sudo su

このあとパスワードを入力すると“:〜$”の部分が“root@〜(省略)#”に変更されて管理者権限になります。
root@〜〜〜〜〜〜#

次にdmesgコマンドとgrepをパイプを使って以下のように入力してEnterキーを押します。
# dmesg | grep ttyUSB

次のように表示されます。

ubuntu

ttyUSB0がインターフェース名になっていることがこれでわかるので次にルータに接続させるためのコマンドを打ちます。
コマンド“cu”のヘルプを見てみると次のようにマニュアルが出てきます。
Cisco,ルーター,ターミナル,接続

 

-s,--speed,--baud speed, -#: Use given speedと書かれている“-s”と、-l,--line line: Use named device (e.g. tty0)の“-l”を組み合わせてコマンドを打ちます。
Usage: cu [options] [system or phone-number]
-a,-p,--port port: Use named port
-l,--line line: Use named device (e.g. tty0)
-s,--speed,--baud speed, -#: Use given speed
-c,--phone phone: Phone number to call
-z,--system system: System to call
-e: Set even parity
-o: Set odd parity
--parity={odd,even}: Set parity
-E,--escape char: Set escape character
-h,--halfduplex: Echo locally
--nostop: Turn off XON/XOFF handling
-t,--mapcr: Map carriage return to carriage return/linefeed
-n,--prompt: Prompt for phone number
-d: Set maximum debugging level
-x,--debug debug: Set debugging type
-I,--config file: Set configuration file to use
-v,--version: Print version and exit
--help: Print help and exit


今回このCiscoルータに接続する際は以下のような設定にします。
<COMポートの設定>

  • ビット/秒 … 9600
  • データビット … 8
  • パリティ   … なし
  • ストップビット… 1
  • フロービット … なし


パリティ、フロービットはなしで設定し、9600ビット/秒を指定。
# cu -s 9600 -l /dev/ttyUSB

しかしこのまま接続のためのコマンドを打つと次のようにデナイされてしまいます。

Cisco,ルーター,ターミナル,接続

パーミッションデナイドと書かれているので次にこれの属性を調べます。
#の後に次のように入力してエンターを押します。
# ls -l /dev/ttyUSB0

すると次のように属性が表示され、rw-rw----となっており、パーミッションが660であることがわかります。

ubuntu

接続を成立させるにはこのパーミッションコードを変更させる必要があります。
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nextupprevious

おながいします(・ω・)

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